新築物件の見学で大切なポイントは？物件の見方や準備などもご紹介

 

お家を購入する際には、実際に物件を見学できる場合がほとんどです。書面やネットでの写真だけでは分からない様子や雰囲気を実際に目で見ることができるため、本当に自分達にとって住み心地がよいのかを見極めることができます。

しかし、一体どういったところをチェックすればいいのでしょうか？知識がないとなかなか難しい部分があるのではないでしょうか？
そこで今回は、新築物件の見学の際の準備やチェックするポイントなどご紹介します。

新築物件の見学に向けての準備

見学の際には身軽な服装が望ましい

物件の見学の際には隅々まで家の中をチェックする必要があり、階段の上り下りはもちろんのこと、かがんだり、背伸びしたりすることもあるでしょう。そのため、なるべく動きやすい服装で見学に臨まれることをおすすめします。女性も、スカートではなくパンツスタイルが望ましいでしょう。

見学の際の持ち物

新築物件の見学の際の持ち物には

• 方位磁石
• デジカメ(スマホでも可)
• メジャー
• 筆記用具

などがあると便利です。その時どれだけ鮮明に記憶したつもりでも、数日経てば細かな様子などは忘れてしまいます。その時感じた感想や気になったことなどは、メモにとっておくようにしましょう。業者の方に用意してもらった間取り図に書き込むとより分かりやすいでしょう。

見学はできれば複数回行くべき

見学は1度だけで終わってしまわず、複数回行うのが理想です。昼間や夜間で雰囲気ががらっと変わることもありますし、曜日や平日土日によって交通量や街の様子も変わるからです。いろいろなパターンをみておくようにしましょう。

新築物件の見学の際のポイント①立地や周辺環境

通勤や通学のしやすさ

通勤や通学に電車やバスを利用される方は、駅までの所要時間や道の様子などもチェックしておきましょう。距離は○○mと書かれていても、急な坂道があったりしますし、危険を感じる道があると回り道をしなければいけなくなるといったことも考えられます。実際に自身で駅までのルートをたどってみることをおすすめします。

スーパーや役所などの距離

スーパーやドラッグストアなどは頻繁に利用するでしょう。自分好みのスーパーやドラッグストアが近くにあるかどうかや、利用のしやすさも大切です。また、役所に行く用事が多いという方にとっては、役所が遠いと不便です。

意外に大切なのは病院

意外に大切なのが病院の距離。何かがあったとき、すぐに駆け込むことができる病院が近くにあると安心です。

新築物件の見学の際のポイント②家の間取り/水周り/収納

自分達の生活スタイルに合った間取りか

新築物件の見学で最も気になるのが間取りではないでしょうか。ついついデザインや雰囲気に目がいきがちですが、一番大切なのは「自分達の生活スタイルに合った間取りかどうか」です。実際にその家で家族が暮らしているところを想像しながら、間取りを見てみてください。

食事をする際のダイニングはゆとりをもって過ごせるスペースがあるのか、トイレの数は足りているか、テレビの配線は適した場所にあるかなど細かな部分まで確認してください。

台所やお風呂の使い勝手もチェック

毎日使うキッチンの使いごこちはとても大切です。高さは適切か、キッチン収納は十分なスペースがあるかどうかなど。お風呂の浴槽はサイズや深さを見ておきましょう。小さなお子さまやお年寄りの方がいらっしゃる場合には特にチェックすべきです。

手持ちの荷物と収納のバランス

見落としがちなのにとても大切なのが収納スペース。手持ちの荷物に対して収納が足りていないと、引っ越し後にお部屋が散らかり、大変なことになってしまいます。収納は少し余るくらいあるのがちょうどいいと言われています。

新築物件の見学の際のポイント③外構(外回り)

きちんとプライバシーは確保できている？

見学の際には外構もとても大切な部分です。外構はお家の内部を守るとともに、プライバシーや防犯の役割も果たしています。しっかりとプライバシーが守れるような仕様になっているか、簡単に人が侵入できるようになっていないかなども、きちんと見ておく必要があります。

駐車しやすいガレージか

また、ガレージの駐車のしやすさもチェックしておくべきポイントです。持っている車が軽自動車であれば、駐車にさほど苦労しないかもしれませんが、大型の車や車高が極端に低かったり、高かったりする車はたやすく駐車できないことがあるからです。難しい駐車をしなければならなくなり、車のボディを傷つけてしまった…なんてことにならないように事前にしっかりと確認するようにしましょう。

まとめ